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root((高専カンファレンス))
概要・成り立ち
高等専門学校(高専)に関わる人のコミュニティ
主な活動は「勉強会イベント」
在学生・卒業生を中心とした技術系勉強会
IT系勉強会に集まっていた高専卒を「まとめてみよう」で始まった
開催スタイル
名称の共有
「高専カンファレンス」の名前を共通で使用
やりたい人が手を挙げて開催
開催場所
全国各地で開催
高専がある場所に限らない
主催者がやりたい場所で開催できる
開催目的の多様性
高専生と交流したい
技術の勉強会をしたい
特定分野について高専生と語り合いたい
テーマ限定開催もある
形式の多様性
典型的な発表会形式
好きなものについて語る会
テーマを絞ったカンファレンス
主催者が試行錯誤しながら形を作っている
運営の変遷
初期は高専卒業生中心
最近は在校生が中心となって企画運営
世代交代が進んでいる
昔の特徴
「お道具箱」をバトンのように各開催地で引き継ぎ
配信機材・設営ツール一式を共有
特徴・価値
高専の多様性を体感
一般イメージは「ロボコンの学校」
実際はさまざまな分野を学び・活動している
高専生はいろんなところに興味を持っている
「高専の多様性」を見てもらう場
学生のパワー
アンテナを高く張った意欲的な学生が多く参加
イベントを自分たちで立ち上げて運営
学生のエネルギーを感じられる
学外とのつながり
学校の外に出るきっかけ
他校の高専生との交流
社会人・一般参加者との交流の場
成長の機会
発表・プレゼンの場になる
「発表の度胸」がつく
プレゼンテーション能力向上につながる
技術への入り口
技術・工学の「裏側」を知るきっかけ
ブラックボックスの中身を少し覗ける
世界の見え方が変わる体験
参加者・対象
主な参加層
高専在校生
高専卒業生
本当は来てほしい人
高専に興味のある中学生
若い世代全般
高専を知らない一般の人
高専生と関わりたい大人・社会人
大人側の得られるもの
学生のパワーから刺激を受ける
大人の勉強会とは違う雰囲気を体験
課題・悩み
門戸の見え方
「高専」というキーワードで内輪感が出やすい
一般の人には敷居が高く見える
結果として高専関係者ばかりが集まりがち
名称への縛り
「高専カンファレンス」「カンファレンス」という名前に縛られがち
学問・高専らしいテーマでなければ…と思ってしまう
発表会形式でなければ…と考えてしまう
届けたい層へのアプローチ不足
学生中心運営で「中学生向け開催」まで手が回らない
下の世代への広報・設計が難しい
開催の雰囲気の把握
事務局側が最近の現場の雰囲気を把握しきれていない
「どうすれば参加者が増えるか」を掴みづらい
参加ハードル
学生は旅費・参加費の負担が大きい
現地参加までのハードルが多い
何が得られるか事前にイメージしづらい
ITリテラシー
ITが「あるのが当たり前」の世代
便利だが「その使い方どうなの?」という場面もある
スマホの画面が周りから見えず、使い方が見えにくい
見えない怖さ・ブラックボックス化への懸念
高専そのものの知名度
高専という学校種の認知が低い
知る人ぞ知る存在になりがち
ITとの関わり
出発点
IT系勉強会コミュニティから生まれた
技術に関する話題が多い
現在の関わり方
IT・テクノロジーをテーマにした発表・交流
オンライン配信やアーカイブでの共有の可能性
目指したい関わり方
ITの「見えない部分」を意識して使う
適切なリテラシーを持って関わる
技術・工学に興味を持つきっかけを提供
今後やりたいこと・展望
イベント形態の拡張
発表会だけでなく「語り合う場」を増やす
好きなものをただ語るイベント
もっと自由な形式の回を増やしたい
若い世代への橋渡し
中学生などに高専の雰囲気を伝えたい
イベント映像を中学生に見てもらう
高専の日常の楽しさを伝える場づくり
学外・異分野との接点
高専生が学校外に出る機会を増やす
他校・他地域との交流を促進
社会・地域との関わりを広げる
参加しやすさの向上
旅費補助など物理的ハードルを減らす
オフライン参加の心理的ハードルを下げる工夫
技術リテラシーの場として
ITの使い方を話し合う機会をつくりたい
ブラックボックスの中身を一緒に覗く場
技術に「ちょっと興味を持つ」きっかけを増やす
高専の知名度向上
高専という学校への興味を持ってほしい
高専生・卒業生の活躍に注目してほしい
高専に触れる「入り口」を増やしていく
情報発信・参加方法
公式サイト
kosenconf.jp
今後の開催日程を集約
多様なイベントの一覧が見られる
イベントの多様化
音楽・合唱などのイベント
無線通信などニッチな分野
分野を絞った専門的な会
対象を広く設定した会も多数
参加のすすめ
興味のあるテーマ・場所の開催を選んで参加
学生も大人も「まずは1回行ってみる」
参加者同士で声をかけ合い、次のつながりへ
以下は、インタビュー内容(高専カンファレンス 佐藤潤さん)をもとにした 活動を示すハッシュタグ5つ と、それぞれの理由 です。
理由: インタビュー全体を通して「高専生はロボコンだけじゃない」「多様な興味・活動がある」という点が強調され、高専カンファレンスの価値の中心となっているため。
理由: 開催・運営を学生が主体的に行う点が大きな特徴であり、イベントそのものが「実践的な学びの場」になっているため。
理由: 高専生・卒業生の特性として「気になることを深掘りしたい」という姿勢が大きく、技術・工学を入り口にさまざまな興味や分野が交差する場となっているため。
理由: 誰でも開催でき、名称を共有しながら自由な形式でイベントをつくれるという独自の運営スタイルがあるため。閉鎖的ではなく「やりたい人が手を挙げてつくる」点を象徴。
理由: 高専内外の人が混ざり、学生・卒業生・一般参加者・地域の大人など多様な層が交流することで「学校外に出るきっかけ」「社会との接点」を生み出しているため。