Node.jsのpath
モジュールを使用して、文字列をファイルパスと見なし、相対パスと絶対パスに変換することができます。以下にその方法を示します。
const path = require('path');
// 文字列をファイルパスと見なす
let filePath = 'your/file/path';
// 相対パスに変換
let relativePath = path.relative('/base/path', filePath);
console.log(relativePath);
// 絶対パスに変換
let absolutePath = path.resolve(filePath);
console.log(absolutePath);
このコードでは、まずpath
モジュールをインポートします。次に、filePath
変数にファイルパスを文字列として設定します。path.relative()
関数を使用して、基準パス(ここでは/base/path
)からの相対パスを取得します。最後に、path.resolve()
関数を使用して、ファイルパスの絶対パスを取得します。
これらの関数は、オペレーティングシステムに依存せず、WindowsとUNIX系の両方で動作します。ただし、パスの形式はオペレーティングシステムによって異なるため、注意が必要です。例えば、Windowsではパスはバックスラッシュ(\\\\
)で区切られ、UNIX系ではスラッシュ(/
)で区切られます。これらの違いはpath
モジュールが自動的に処理してくれます。このため、path
モジュールを使用すると、クロスプラットフォームのコードを書くことが容易になります。この機能は、Node.jsの強力なポイントの1つです。