KEYAKI TERRACE YAHATA(ケヤキテラス八幡)は、福岡県北九州市八幡東区のJR八幡駅前エリアを中心に活動する産官学民連携型のエリアマネジメント団体です[1]。2012年9月に「つながる絆!八幡実行委員会」として設立され、2019年5月に現在の名称に改称されました[2]。八幡駅前開発株式会社が事務局を務め、代表者は井上龍子氏が担当しています[3][4]。
八幡駅前エリアは、JR八幡駅から皿倉山(標高622m)に向かって約400mのケヤキ並木が延びる美しい景観が特徴的な地域です[1][2]。この地域は、1901年に官営八幡製鐵所が設置された「鐵都」として栄えた歴史を持ちますが、産業構造の変化により地域の衰退が進んでいました[5]。2004年に市街地再開発事業により街の再生が行われ、現在のさわらびガーデンモール八幡が建設されました[6]。
KEYAKI TERRACE YAHATAは約100団体で構成される産官学民連携組織として、以下のような多様な活動を展開しています[7][8]:
2016年4月にJR八幡駅前の国際通りが国家戦略特別区域(エリアマネジメントの民間開放)に認定され、KEYAKI TERRACE YAHATAは内閣総理大臣認定を受けて公共空間・歩道の利活用事業を実施しています[13]。
けやきテラスとして、歩道部分にテラス席を設置し、誰でも利用できる開放的な空間を提供しています[14][11]。この取り組みは、コロナ禍における閉塞感の解消や地域の賑わい創出を目的としています[5]。
やはたストリートパーク:2024年7月7日にJR八幡駅前広場で開催され、北九州市立大学地域創生学群小林ゼミと共同で企画運営されました[15][16]。巨大オセロやチョークアート、親子向けアクティビティなどが実施されました[16]。
八幡駅前ウィンターフェスタ2024 Yotteco Yahata:2024年11月22日にJICA九州で開催され、「八幡のワクワク発信基地」をコンセプトとしたイベントが実施されました[17][18]。