Chromebook上でChrome拡張機能の開発を行うには？

Chromebook上でChrome拡張機能の開発を行うことは可能です。以下に、基本的な手順とChromebook特有の注意点をまとめます。

✅ ChromebookでのChrome拡張機能開発手順

1. 開発モードの環境整備

Chromebookは基本的にWebベースで動作しているため、以下のいずれかの環境で開発可能です。

a. Chrome上のテキストエディタ

• Caret：ローカルファイルを扱えるChromebook用コードエディタ。
• Web系エディタ（例：StackBlitz、CodeSandbox）：オンラインでコード編集可能。

b. Linux環境（Crostini）を有効化

• 設定 > 開発者 > Linux開発環境を有効にすると、VS CodeやNode.jsなども使用可能。
• より高度な開発やGit連携を行う場合におすすめ。

2. 拡張機能の基本ファイルを作成

以下のような構成でファイルを作成します：

my-extension/
├── manifest.json
├── background.js
└── popup.html

例：manifest.json（Manifest V3）

{
  "manifest_version": 3,
  "name": "My Extension",
  "version": "1.0",
  "action": {
    "default_popup": "popup.html"
  },
  "background": {
    "service_worker": "background.js"
  },
  "permissions": ["storage"]
}

3. Chromeに読み込む（テスト実行）