NotebookLM概要

一つ目のソースは、開港五都市景観まちづくり会議の函館大会に関するSBC.オープンマイクの記録です。この会議は、日本における開港五都市が一堂に会し、街並みや都市開発について議論するもので、参加したSIDE BEACH CITY.の志田氏が会議の内容や感想、そして次回の横浜大会への抱負を語っています。二つ目のソースは、SIDE BEACH CITY.副理事長である志田氏が自身の活動について話すSBCast.の記録です。志田氏は、団体内の運営業務に加え、地域イベントへの参加や他の団体との連携、SDGsをテーマにした勉強会の企画など、幅広い活動を通じて、横浜のまちづくりに貢献しようとしている様子が伺えます。

SIDE BEACH CITYは開港5都市の取り組みにどのように関与しているか?

SIDE BEACH CITY(SBC)は、日米和親条約後に開港した5都市(函館市、新潟市、横浜市、神戸市、長崎市)が集まり、景観とまちづくりについて話し合う「開港5都市景観まちづくり会議」に積極的に関与しています。この会議は1993年から始まり、新潟市が加わって現在の5都市体制になったのは数年前のことです。会議は毎年持ち回りで開催されており、来年は横浜での開催が決定しています。

SIDE BEACH CITY.がこの会議に参加するようになったのは、前回の函館大会からであり、一番最初に参加したのは5年前の函館大会でした。最初の参加のきっかけは、前回の函館大会の主催者の一人が、来年の横浜大会の準備が大変だという危機感からその情報をFacebookで共有したことでした。まちづくりの会議に興味があったSBCは、その情報を見て参加することを決めました。SBCは、この会議を通じて、「面白い、楽しい、そして開かれている」開港都市づくりのお手伝いができればと考えています。

今回の函館大会(2023年)には、SBCのメンバーが参加しました。大会は通常3日間で構成されており、SBCのメンバーは初日、2日目、3日目とそれぞれ参加しました。

会議に参加する中で、SBCは様々な学びや気づきを得ました。例えば、神戸の参加者からは震災経験に基づく防災意識の高さについて話を聞き、横浜も関東大震災を経験していることから、景観とまちづくりの文脈で防災を意識することの重要性を改めて感じました。また、新潟が川港であり日本海に面していること、長崎が歴史的に外国との関わりが強い地域であることなど、都市ごとの多様な特徴や歴史について理解を深めました。これらの歴史も文化も違う都市が集まって話ができることは貴重な機会だと感じています。

今回の函館大会の様子を見て、来年の横浜大会や再来年の開催都市が、どのようにバージョンアップしていくかという良いプレッシャーや刺激を受けました。特に函館が行った歴史紹介のパフォーマンスのレベルが高かったことに言及されています。また、まちづくりと景観が切っても切れない関係であることを改めて認識し、横浜でも歴史的建造物の保存における課題(不動産価値と歴史的価値のトレードオフ、後継者問題など)を確認しました。景観とまちづくりのバランスを取り、防災の観点も含めた多角的な検証が重要であると学びました。会議を通じて、SBCとして防災を本体のテーマとして背負っていきたいという思いも生まれました。横浜市の「横浜まちぶしん事業」のような助成金制度と景観・防災を結びつけ、情報発信などでお手伝いできる可能性にも気づきました。

コロナ禍を経てオンラインツールの活用が進んだことを踏まえ、都市間の情報交換をもっと積極的に行い、活動の幅を広げていくことも考えています。開港5都市にはDiscordが存在するものの、現状あまり活用されていないため、来年の横浜大会ではこのDiscordを活用し、情報共有や活動記録を残せるようにテック的なサポートをSBCとして行っていきたいと考えています。これにより、他の分科会の内容が見られないといった課題の解消にもつながることを期待しています。

来年の横浜大会に向けて、SIDE BEACH CITY.は様々な関与を計画しています。大会の主要なプログラムである2日目の分科会に、SBCのエージェントが複数名関わっていくことを目指しています。年内に始まる委員会でSBCが関与し、エージェントをアサインできる流れを作りたいと考えています。また、会議に関するWikipedia記事の編集や、公式サイトの情報更新といった情報発信にも力を入れていきます。SBCの強みであるテクノロジーを活用し、地域をより面白く楽しめる取り組みを会議に組み込むことや、Discordのようなツールを活用したテック的なサポートを通じて、会議のプラットフォームをより良くしていきたいと考えています。

横浜大会への参加に興味がある一般市民は、大会の半年ほど前に市のホームページで情報が公開されるため、そこから文化会への一般参加申し込みが可能です。運営に関わりたい場合は、会議のメンバーに直接声をかけるか、SIDE BEACH CITY.のメンバーとして関わることで、打ち合わせへの参加や企画運営段階から携わることもできます。

これまでの開港5都市会議への参加を通じて、SBCは港湾都市の景観や機能について学び、横浜と比較することで理解を深めました。また、長崎や新潟といった他の都市の参加者との交流を通じて、地域で活躍する熱意のあるメンバーとつながり、SBCのメディアにゲストとして招くなど、人的ネットワークを広げることができました。これらの学びや人とのつながりは、今後のSBCの活動に活かされていくと考えられます.

SBCの活動:開港都市連携とテクノロジー活用

ブリーフィングドキュメント:20250608_summary.txt 及び関連ソースのレビュー

概要

本ドキュメントは、提供されたテキストソース「20250608_summary.txt」を中心に、その他の関連ソースで言及されている SIDE BEACH CITY. (SBC) の活動、特に「開港5都市景観まちづくり会議」への参加報告、過去のイベントや取り組み(東京都知事杯オープンデータハッカソン、NASA Space Apps Challenge、もくもく会、みどり『ひと・まち』スクールなど)について主要なテーマと重要なアイデア・事実をまとめたものです。