App Inventorのように、ブロックベースでプログラミングができ、作成したアプリをスマートフォンやパソコン上で動作させることができる環境はいくつか存在します。以下に代表的なものを紹介します。
1. mBlock
mBlockは、Scratchを基に開発された無料のプログラミングソフトウェアで、ブロックベースでプログラムを作成できます。作成したプログラムは、ワンクリックでPythonやArduinoのコードに変換可能です。また、Makeblock社製のロボットやArduino、micro:bit、Raspberry Piなどのデバイスとも連携できます。mBlockは、ブラウザ版、パソコン用ソフトウェア、スマートフォン・タブレット用アプリがあり、日本語にも対応しています。 (文部科学省)
2. Thunkable
Thunkableは、ブロックベースのインターフェースを提供するアプリ開発プラットフォームで、iOSおよびAndroid向けのアプリを作成できます。作成したアプリは、実機でテストしたり、公開・配布することが可能です。プログラミングの知識がなくても、直感的にアプリ開発を始められます。
3. Kodular
Kodularは、ブロックベースのプログラミング環境を提供し、Androidアプリの開発を支援します。App Inventorと類似のインターフェースを持ち、追加の機能やカスタマイズオプションが豊富です。作成したアプリは、APKファイルとしてエクスポートし、実際のデバイスで動作させることができます。
これらのプラットフォームを活用することで、ブロックベースのプログラミングを通じて、スマートフォンやパソコン上で動作するアプリを開発できます。各プラットフォームの特徴や対応デバイスを考慮して、目的に合ったものを選択してください。
各プラットフォームに関する日本語の解説記事や作品例は以下の通りです。
1. mBlock
2. Thunkable
3. Kodular